サワラ(魚屋の独り言)
魚偏に春と書いて「鰆」(さわら)
と読みます。春を連想させる
美しい漢字ですが、実はサワラは
春よりも秋から寒い冬が美味しく
寒サワラと呼び脂がのり人気があり
刺身などでも利用されます
春には旬が終わる魚ですね
春と書くのは瀬戸内海などサワラが産卵
で回遊にやってくる時期が春のため
漁獲が増えて眼にする機会が増えるため
その地方ではサワラの旬となります。
本来は、腹部が狭いので
「狭(さ)腹(わら)」の文字の方が
合っています胴体は細長く身体に多数の
青色の斑点があり、
体長約1m、以上を「サワラ」といい、
体長が50~60cmの小型のものは
「狭腰」(さごし)と呼ばれています。
よく似たチョット丸っこいヒラサワラ
など数種類のサワラがいます
かなり大型の沖サワラなども特売で
味醂漬けや粕漬けなどで見掛けますが
パサついて美味しくないですね
サワラは水分が多いため煮魚よりも
塩焼きや照り焼きなどの焼き物が
向いています、関西の西京漬けも
美味しいですよね
guramu98
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